a master of mustered (レッスンの宣伝あり!)
今朝、子どもを送った後に通りかかったお花屋さん。良い枝ぶりの寒桜が売っていたので、思わず購入してお家のリビングに飾りました。豪華でカラフルなお花も良いけど、枝物ってお部屋に静けさを運んでくれるような気がして、昔から好きなんです。
そして今月は、和をテーマにしたテーブルセッティングを提案しております。
※イメージ
まだ空席が残っておりますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
11月12日(水)11:00〜16:00
11月28日(金)11:00〜16:00
お問い合わせ elmer.ryoko@me.com
What is mustered?
先日、スパイス好きのご夫婦がレッスンに参加してくださいました。レッスン内容はスパイスたっぷりの南インド料理。
そこで、ご主人様からマスタードシードの使い方についてのご質問が有りました。
南インドでは、カレーを作る際のスタータースパイスとしてマスタードシードを使います。ちなみに、これに対してスタータースパイスとしてクミンシードを使うのが北インド流。地域によって食文化が異なっているインドならではです。
マスタードって、あのホットドックなんかにたっぷりつけて食べる、あいつの素になるやつです。って言っても、マスタードシードにも何種類か有って、それぞれの辛みも異なるために、用途によって使い分けられています。
例えば、西洋からしといえば辛みの少ないイエローマスタード。そして、イエローマスタードシードを加工して作った物と言えば、粒マスタードやチューブに入った黄色いマスタード、白っぽいディジョンマスタード等が思い浮かびます。
イエローマスタードは、日本の和からに比べ、辛みが少なく、むしろマスタード自体の風味を楽しむと言った趣きの物でしょうか?
南インドカレーに使うマスタードシードは、イエローよりもぐっと濃い色をしたブラウンマスタードシードです。南インド料理に限らず、カレーに入れると、なかなか良い味を出してくれる素敵なスパイスです。
← ブラウンマスタードシード
美味しいだけでなく、消化の促進や新陳代謝の活性化等、健康に良い事が沢山なのですが、生で口に含むと苦いし風味は無いし、皮が硬すぎて身体に取り込まれる前に排泄されちゃうし、。つまり、全く美味しくない上に健康効果も半減なんです。。。
だからお料理に使う場合は、最初に油に入れて、焦がさないようにはじけさせてから具材を入れてください。
実は、マスタードシードには風邪や咳に効果があると言われています。アユールヴェーダが食文化に密接しているインドの家庭では、家族の誰かが風邪を引き咳が出始めたら、マスタードシードたっぷりのスパイシーなカレーを作るそうです。
そして、所変わって、西洋にも!北アメリカにはマスタード湿布なる民間療法まで有るそうで。
自家製マスタード
イエローマスタードシードとお酢さえ有れば、簡単に美味しい自家製マスタードが出来ちゃいます。
まだまだ熟成途中ですが、スパーシーな良い香り!
秋の夜長に、薫製香がたっぷりのウインナーと、自家製粒マスタード、赤ワインなんて良いのではないでしょうか?
スパイスの特性を知って、いろんな種類のマスタードでお料理してみるのも楽しいですよ!
←ポチッとして頂ければ励みになります。
にほんブログ村