チーズおばさん
今月のレッスンメニューの中にある、ほうれん草とフレッシュチーズのカレー（PALAK PANEER CURRY）に使うチーズは手作りの方が絶対美味しいという信条のもと、せっせとチーズを作っています。出来立てのチーズをチーズクロス（ふきん）にくるんで固くしぼって、我が家の重ーーい卵焼き機を乗っけている姿を娘に見せたら「ママ、今日はチーズおばさんなんだね。」って言われました。
作り方は至って簡単。カッテージチーズを作る要領とさして変りは有りません。しかし、カレーに入れるので柔らかければ、カレーの中で溶けてしまいますので、ある程度の固さになるように微調整はしております。
インド料理ではパニールと呼ばれているこの栄養満点のチーズ、ベジタリアンにとってはダル（豆）と同様に貴重なタンパク源です。作り立てのチーズは、ミルクの優しい味と新鮮な香りがしてとても美味しいんです。出来立てほやほやのチーズに、蜂蜜を掛けて果物やドライフルーツを添えたら子ども達の立派なおやつになります。残った生乳（チーズを作った後の上澄み液）は新鮮であれば、化粧水としてもパックにも使えます。（結構つるつるになりますよ！）
ほうれん草と生の青唐辛子を辛み付けに使った、フレッシュなカレーにチーズが絡み、なんとも滋味深い味がします。少し加えたガラムマサラの香りも食欲をそそります。栄養満点で美容効果もタップリのこのカレー、皆さんに気に入って頂けたら嬉しいです。
６種類のホールスパイス（クミンシード、カルダモン、ベイリーフ、クローブ、ブラックペッパー、スターアニス）を炊き込んだ、スパイシーなクミンライスとの組み合わせはインドでは好相性として知られています。ホールスパイスを多用しているので、美味しいだけではなく消化増進、ホルモンバランスを整えるなどの効果もあるお料理です。スパイス本来の香ばしい香りを楽しんで頂けると思います。
ちなみにレッスン後のおやつはカボチャプリンです。笑
