Table setting in autumn
今日は最近、私の楽しみの一つに加わったテーブルコーディネートについて書きたいと思います。
What is table setting?
実は、テーブルコーディネートは和製英語。英語では、table setting って言います。
皆さんご存知の通り、食事って味はもちろんだけど、見た目も結構重要。例えばインテリアにこだわった素敵なカフェに立ち寄ったとしましょう。そこで提供される、時によれば何の変哲も無い、サラダやパスタ、お惣菜。
お持ち帰りにして、トレイに無造作に無惨に詰め込まれたものを、お家でもしゃもしゃと食べるより、お店でピッ!と奇麗に盛りつけられたプレートを頂く方が、何倍も美味しく感じられるはず。
まあ、味のある店舗でビールをクイッとやりながら、ラーメンや焼き鳥なんかをつつくってのも、個人的には大好きなスタイルでありますが。それもある意味コーディネートされた食事や雰囲気なんじゃないかい?なんて思っています。
すみません。脱線した 話を元に戻します。
どうして、美しく彩られた料理だと一層美味しく感じるのか?
なぜなら人間が味に反応するのと同じ細胞群が、食べ物を見る事にも反応するからです。更に、食べ物を見ると食欲に関連すると言われている視床下部も活性化するって研究結果が出ているみたいで。
つまり、美しい食べ物を見たら、"これは絶対美味しいから、食べておかなきゃ損よ。食べとこうぜっ!"って、指令が脳から出てくるのです。これ、テーブルコーディネートの勉強を始めてから知ったことです。
そんな事に時間なんてかけてられるかい!?無理、無理!!
って、おっしゃる方もおられるでしょうが、週に、月に何回、いやむしろ気が向いた時でもいいんです。フルエネルギーと大金をかけた全力のコーディネートをしましょう。って言ってる訳じゃなくて、もっと簡単で実践的なところから。
季節のお花や植物を飾り、お気に入りの器を選び、盛りつけを工夫してみる。
食事の満足度も上がる一方、日常での外見的なオシャレがコミュニケーションツールになり得るのと同様に、テーブルの華やぎが食卓での会話のきっかけになったりします。
それって、すごーーく贅沢な事のように思えます。
Table setting in Autumn
さて、昨日のレッスンテーマは秋。秋らしいコーディネートを意識してテーブルを作って行きました。
センターピースは赤い実がついた枝。
観賞用のカボチャをコロンと置くだけで秋っぽいですよね。植物の力ってすごい。
この何かと使えそうな、小さなお重箱はお買い取り決定。
テーブルコーディネートで一番重要な役割を持つ、デコレーションをセンターピースと呼びます。センターピースには、それだけで十分な世界観を作り上げる事が出来る、季節の植物を持ってくる事が多いです。
この日は、赤い実のついた枝をセンターピースに持って来て、かわいい観賞用のカボチャや栗をテーブルの余白にちょこんと置きました。器にまとめて部屋の片隅に置いても、十分に秋が感じられそう。植物の力って本当にすごい。
そして食器は、ほっこりとした土ものを沢山使いました。(←ここだけの話、陶器と磁器の違いも明確に知ったのはごく最近。テーブルコーディネートを習い始めてからね。自分の無知さが恐ろしい。。)
お料理だけでなく、簡単なセッティングのコツもSpice up のレッスンに取り入れて行こうと思っています。よろしくお願いします。
OYATSU
おまけに昨日のおやつ。笑 カボチャ白玉ぜんざいを、ぽってりとした外見や手触りが気に入っている、やちむんの器に乗っけて。
秋は甘いものも美味しいです。
Spice up
今月のレッスン
10月29日 (水) 11:00〜14:00
問い合わせ elmer.ryoko@me.com
<p><a href="http://xn--qev043a.xn--wbtt9tu4c3s1a.jp/">料理教室クッキングスクール検索</a></p>